つわりの吐き気や頭痛を楽にするための方法~妊娠初期の過ごし方~

妊娠初期の過ごし方とつわりの吐き気や頭痛を少しでも楽にするための様々な方法を紹介。これで妊娠初期を上手に乗り切りましょう!

妊婦悪阻で入院した場合に保険は適用になるのか?

つわりで水分も摂れていない場合は医師に入院をすすめられることがあります。

受診してそのまま入院になってしまったら普段入院なんて縁がないし入院となるとお金がたくさんかかってしまうのではと正直不安になります。

妊婦健診や分娩費用は自費だから入院も自費なの?それとも保険なの?

(妊婦健診は市町村からの補助もあります)

いざ入院をすすめられた時のためにも事前に知っておいた方がいいですよ(*´ω`*)

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 妊娠悪阻で入院したときは保険か自費か

まず入院する場合は「妊娠悪阻」という病名がつくので、保険が適用になります。

そうすると自己負担は3割。

これは治療や投薬・・つまり点滴やもらった薬の分などは保険適用となります。

食事代の自己負担分、差額ベッド代などは保険適応にならないので注意してくださいね。(差額ベッド代は個室だったり条件によって金額は変わります)

入院期間はそれぞれの状況で大きく変わります。

数日の点滴で回復する人もいれは数カ月に渡る人まで!目安としては退院した後に同じ状態に戻らないように食べ物が摂取できる状態になってから退院するのが望ましいです。

各家庭の事情で長期入院していられない方もいるでしょう。しかしこれは命に関わることなのでしっかりと治療してから退院してくださいね。

 

そして保険適用の治療費に関しては高額療養費の払い戻しを受けることが出来ます。

これは同一月(1日~月末)までにかかった費用が自己負担限度額を超えると戻ってくる制度。自己負担額は年齢及び所得状況等で変わってきます。

高額な医療費を支払ったとき(高額療養費) | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会

 これは事前申請と事後申請があります。

事前申請する場合(限度額適用認定証)

事前に申請し、限度額適用認定証を交付してもらうことによって窓口での支払いを自己負担限度までにすることができます。

これは加入している保険者に交付の申請→交付→窓口で提示→限度額までの支払いという流れになります。

入院日数が長くなりそうな時は退院前に余裕をもって早めに事前申請を利用するのがいいと思います。申請した月より前の分は対象にならないので、その分は一度窓口で清算となってしまいますよ。

事後申請する場合(高額療養費の払い戻し)

こちらは窓口で一度払った後に申請し払い戻しを受けるもの。

病院での支払いの後に加入している保険者に問い合わせをしてください。国民健康保険の場合は居住する市町村の国民健康保険の窓口です。

この時に領収書が必要になりますので必ず保管しておいてください。

 

入院になったら窓口で高額の支払いにならないようにすぐに限度額適用認定証を申請しておく方が安心だと思います。

事前に知っておくことでもし入院することになっても慌てずにすみますよ。