つわりの中でも、食べても食べなくても吐く症状はかなりしんどい部類ですよね。
食べなければ吐くことはないつわりであれば、食べるのを我慢することで症状が抑えられます。
しかし、食べずに空腹のままでいると胃液までも吐いてしまうつわりの場合だと、どうやって対処すればいいのか分からず、苦しい思いをしている妊婦さんも多いのではないでしょうか。
食べても吐く、食べなくても吐いてしまうつわりを経験した人って意外と身近にはいないですよね?そこで、同じようなつらい思いをしている方に少しでも参考にして頂けたらと思い私のしてきた対策を紹介します。
食べても食べなくても吐いてもう耐えられない!
こういったタイプのつわりの場合、出来れば何か他に熱中できることを見つけるのがいいです。辛くて何もできない、という方もいるかもしれませんが、自分が出来る範囲で夢中になれることを探してみてください。
私は家にこもると1日が長く感じて耐えられず、まずは買い物で発散しようと思い切ってショッピングモール行きました。どこにいても気持ち悪いのが同じならせめて外に出て早く時間が過ぎる方がいいかなと考えたのです。
小物・雑貨から自分の服、赤ちゃんの物までたくさんある所なら気を紛らわせるかなと考えました。
ショッピングモールの良いところはトイレの数が多いこと。気分が悪くなったらすぐに駆け込めることです。しかし、匂いが気になってしまい長い時間はいられませんでした。
次にしたのが散歩です。しかも夜です。とは言っても大した散歩ではなく、川沿いを旦那と少し歩いた程度です。でも1日家にいたので少し夜風に当たって気持ち悪いんだけれども気持ちいいと感じました。(←わかりにくいですね・・苦笑)
人にあまり会いたくなかったので、日中の買い物よりは気軽に外に出れましたよ。ただし、夜の外出は一人では危ないので必ずだれかと一緒に行動してくださいね。
次に考えたのがスマホですきなマンガを読むこと。けっこう夢中にはなったので気は紛れました。ただピークになるとスマホの画面さえ見れなくなったのでスマホも触れませんでしたが・・。
意外に胃液を吐くつわりが一番軽減されていたのは・・
実は一番効果があったのは仕事でした。仕事中も吐いていたけれど、吐く回数が一番少なかったんです。
私の仕事は接客であるため、どうしても我慢して会話をしなければならない時があります。半ば強制的に我慢して笑顔で対応する。そしてダメな時はさりげなくフェイドアウトしてトイレに行く。
仕事に集中していると家にずっといるよりもつわりがマシだったんですよ。
何もしないでいると、体というのは痛みや苦しみを感じる部分に神経が集中してしまうため、余計に気持ち悪さがフォーカスされてしまいます。
何かに熱中していれば意識がつわりの方に向きにくくなるので、吐き気を多少感じにくくなるのではないでしょうか。
本来なら、胃液の分泌量を減らすような対策が直接の解決になるのですが、妊娠中のつわりの吐き気や胃液過多は確実に楽になる方法がないのが実情です。ですので間接的な方法ではありますが、つわり以外に意識を向けられるようにするのがもっとも効果的な対策になります。
私の場合、仕事が一番熱中できることでした。というよりは仕事先で妊娠していることを一部の人にしか言っていなかったので、ばれたくないという思いで日必死だったんです。
何でもいいのです。他に集中できそうなことです。とにかく気をそらすことが一番なんです。
それでも吐き気は変わらない!ほかに対策はないの?
どうしても症状自体を緩和したい、と言うならばまずはビタミンB6の摂取です。
そして食事を小分けにすること。「お腹がすいたら食べる」をやめて、空腹と満腹にしないための食事をすることです。
また、胃液過多になっている場合は胃の中が荒れているかもしれませんから、消化を助ける大根おろしや胃の粘膜をサポートしてくれるヨーグルトも可能であれば食べるといいですね。
胃液を吐くつわりを楽にするもっとも簡単な方法は寝てしまうことですが、横になっていても完全に寝に入るまで気持ち悪さが消えないという方も多いです。1日中寝ているというわけにもいきませんよね。
つわりに集中しすぎてしまう環境にいないことも大切です。外に出たくない気持ちはすごくよくわかるのですが、家にいる時間はつわりに集中しすぎてしまいます。たまには外に出ることをおすすめします。
少しでも気を紛らわせることの出来ることを探してみてくださいね。