つわりで胃液を吐いたことで喉に痛みや違和感を感じたことってありませんか?胃液がカーッと喉に染みたり、ヒリヒリしたり。焼けるような痛みを感じることもあります。
食後の嘔吐で喉を傷つけてしまうことはよくあるのですが、それとは別に胃液による胃酸で喉を痛めてしまうこともあります。
喉が痛くなってしまうと嘔吐することが更に苦痛となってしまいますよね。でも吐かずにはいられないのがまた辛い。
私も元々吐くことが苦痛だったのですが、吐きすぎて喉を痛めてからはもっと吐くことに恐怖を感じるようになっていきました。つわりの嘔吐の対策ってけっこう調べるとあるんですが、胃液を吐いて喉が痛くなってしまった時の対策ってあまり見かけないんですよ。
もしかして私だけ?と不安になることはありません。嘔吐するつわりでは喉を痛めやすいんです。そこで私が実際につわりで喉を痛めてしまった時にしていた対策とまとめたので、良かったら参考にしてくださいね。
つわりで胃液を吐きすぎて喉を痛めた体験談
こんにちは。私は2回つわりを経験した主婦です。2回どちらも同じようなつわりでした。つわりで吐く頻度は1日に5~6回。食事の後は必ず吐き、後は食事から2時間くらい経つと気持ち悪さが増してきて胃液を吐きます。
食後はいつも食べ終わって5分ほどで吐いていました。なので食後はトイレに駆け込むのが当たり前。私の姉は食事を始めるとすぐに吐いていましたが、なぜか私は食事の途中で吐くことはありませんでした。食事を食べきってから吐くので量もすごいです。
トイレに行くとすぐに勢いよく食べた物を吐きます。なのでよく食べたものがのどに引っかかることがありました。
吐きやすいものを食べた方が良いと聞いたのですが、食べられるものがその日によって違うのでいつも吐きやすいものというわけにもいきません。食べた物を吐いていた時はそうでもなかったのですが、空腹で胃液を吐くと喉がかーっと熱くなるんです。
焼けるような痛みで喉がおかしくなり、毎回喉がヒリヒリするようになりました。そして食べた物を吐く時にも痛みを感じるようになったのです。
喉が痛くなったきっかけは空腹の時に胃液を吐いたことだったので、胃液を吐かないようにしなければと思い空腹の時間をなくすようにしました。
常に食べているので胃が持たれたり痛くなることがあったのですが、胃液を吐かなくなってしばらくしたらようやく喉の痛みは治まってきました。しかしそれと引き換えに胃痛に悩まされるようになりました。
胃液を嘔吐して喉が痛い!すぐ出来る3つの対策方法
空腹時に嘔吐する場合、出すものが何もなくても胃液や胆汁を吐きがち。なぜ何も食べていないのにこんなに吐かなくてはならないのか。辛くて泣きながら吐く人もいるかと思います。私が胃液を吐くのを見ていた職場のナースはすぐにうがいをすすめてくれました。
ちなみに吐くこと自体も喉を傷つけてしまうことがあるのですが、こういった場合も喉を痛めてしまうことがあります。
吐き気がするのになかなか吐けない時ってありませんか?そんな時、吐かないどうせなら吐いてしまった方がいいと喉に手を入れていたこともありました。
でもこれって指や爪で喉を傷つけてしまうことがあるので絶対ダメなんですよね。わかってはいたのですが、あまりにつわりが辛すぎて当時はやってしまっていました。これも喉を痛めてしまう原因となってしまいます。
吐きすぎて喉が痛い時はどうしたらよいのか?すぐに出来る3つの対策を紹介します。
胃液による喉の痛みはうがいですっきり
まず、胃液をきれいにするために吐いた後はうがいをしましょう。口の中に残った胃液を洗い流すのです。
ただ、つわりの時のうがいってけっこう辛いんですよね。水が口の中に入るだけで吐いてしまうこともあるんですよ。
吐いた直後にほんのわずかな時間ですがすっと楽になる瞬間ありませんか?
(これ私だけだったらごめんなさい・・)
そのすきにうがいをしましょう。私は水には拒否反応があったので、緑茶でうがいしていました。緑茶は吐かなかったので何も考えずに緑茶を選んだのですが、実は緑茶ってうがいに適していたんですよ!
緑茶にはカテキンが含まれていて、カテキンには殺菌作用があります。その殺菌作用によってのどの炎症を消毒してくれるんだそう!
※参照 https://food-drink.pintoru.com/green-tea/methodgargle/
ちなみに殺菌作用があるので風邪の予防や口臭対策にもなります。
妊娠中は風邪をひきやすいため、風邪の予防になるのはうれしいですよね。うがいってただガラガラ~ペッとやるだけではダメなんだそうです。
まずは一度緑茶を口に含み、口の中をすすぐ。それからガラガラうがいです。終わったら最後にもう一度すすぎです。
喉のためにも緑茶うがいはおすすめですよ!つわりの間は歯磨きもきちんと出来ないこともあるのでこまめにうがいするといいですね。
吐く前に水を飲んで喉への負担を軽くする
可能であれば吐く前に水を飲んでから吐きましょう。水を飲んでから吐くことで胃液を薄めて喉を守ることが出来ます。本当に吐いてしまう直前だともう飲めないと思うので、吐きそうだな・・と感じたらすぐに飲む方が飲みやすいです。
吐くのも水を飲んでからの方が比較的吐きやすくなりますよ。水を飲むことで勢いよく出て、出したものが顔に跳ねてきた経験ってありませんか?洗面器に新聞紙をひいたりすると飛ばないんですけど、便器に向かって吐くと跳ね返ってくるんです(涙)
私あれがすごく嫌で。でもゆっくり吐くなんて出来ないんですよ。そんな時には先にトイレットペーパーをたくさん出して便器の中に引いておくといいですよ!跳ね返りが気になっていたらやってみてください。
吐くために水を飲むというのも正直つらいのですが、吐いた後の喉への負担は全然違いますよ。
食事を刺激の少ないものに変えてみる
つわりの時には食べたいものがわからなかったり、なぜか無性に同じものばかりを食べたくなったりすることがあります。時には味の濃いものが食べたくなったり。
しかし、喉を守るためにも刺激物を避けるようにしましょう。柔らかいものや消化の良いもの。味の濃いものを避けることで吐くときの負担が減ります。
私は一度つわりが治まってきたと思いキムチ鍋を食べたことがあったのですが、まさかの嘔吐。あれは本当に喉から火を噴くかと思いました。あとは麺類も気を付けてください。きちんと噛んで食べる分には問題ないのですが、噛んでいないと吐くときに麺で窒息しそうになります。一度うどんが吐くときに詰まって本当に死ぬかと思ったことがあります(>_<)
吐きやすいものを食べることで、吐くときの喉への負担も軽くなります。柔らかく味の薄いものばかり食べていると正直食事もつまらないです(>_<)でも今だけです!ずっと続くわけではないのでつわりが治まったら好きなものを食べましょう!
つわりの嘔吐による喉の炎症に飴は効く?
喉が痛いときに飴をなめてみるのもひとつの手です。
飴はつわりの吐き気対策にもあるので、何種類か持ち歩くといいですね。何種類かと言ったのは、私はその時によって食べたいと思う飴が違ったからです(汗)
なぜかミルクの飴が食べたくなったり、シュワっとした飴が食べたくなったり。その時の気持ちに合わせて食べられるようにしておくのがいいです。
飴で完全に喉が治るわけではないけれど、苦い液を吐いて気持ち悪い口の中もスッキリするのでおすすめです。
つわりの胃液による喉の痛みを防ぐためには
喉の痛みを和らげる対策も大事なのですが、それよりも胃液を吐かないようにすることが一番早い解決方法です。 食後の嘔吐を防ぐのは難しいのですが、空腹の時間をつくらないことで胃液の嘔吐は減らすことが出来るんですよ。
そのためにはまず食事の回数を増やしてください。朝食と昼食の間に間食を入れてお腹を空かせないのです。私は1日に6回とか食事をしていました。もちろん量を減らしてです。お腹がすく前に食べるので食欲そんなにわいていないし、食べることが楽しくなくなってしまうデメリットもありますが、胃液を吐くより全然良いです。ただ、常に食べていると胃もたれや胃痛が起こってしまうこともあるので気を付けてください。
お腹を空かせてしまうと手遅れなので、空く前に食べる。最初はお腹が空いていないのに食べることに抵抗があったのですがだんだんと慣れてきました。
ただし、1日6回も食事をしていると太りやすいです。食べても吐いているんですが、なぜか体重は減らない。そんな時はもち麦がおすすめ。ご飯をもち麦に変えるだけでカロリーを抑えることが出来るし、食物繊維が豊富で便秘にもよいです。
一度痛めてしまうと吐いている限り治りにくいのが現状です。出来るだけ喉を痛めないようにして乗り切りたいですね。