つわりの吐き気や頭痛を楽にするための方法~妊娠初期の過ごし方~

妊娠初期の過ごし方とつわりの吐き気や頭痛を少しでも楽にするための様々な方法を紹介。これで妊娠初期を上手に乗り切りましょう!

つわりで食べれるものが変わるの?好物の変化について

妊娠をすると酸っぱい物が食べたくなる、というのはよく耳にしますね。
これは、つわりによって気持ち悪くなるのを抑えるための生理現象的なものなので、今まで酸っぱい物が苦手だった人でも食べられるようになることがあります。
ですが酸っぱい物が欲しくなるというだけではなく、食べれるものが変わることも少なくありません。

 

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つわりの症状というと、吐き気や嘔吐を思い浮かべる方も多いでしょう。
これらの症状はもっとも一般的で、食べ物のニオイを嗅いだだけで気持ち悪くなったりします。
この気持ち悪さというのは、嫌いな食べ物のニオイを嗅いで気持ち悪くなることとは違います。


例えば、今まで大好きだったものであっても吐き気が起こることもありますし、逆に嫌いだったものが美味しく食べられるようになることがあるのです。
好物の変化でもっとも分かりやすいのは、ビールやコーヒー、タバコなど嗜好品に対する変化です。
普通、こういった嗜好品は止めたくてもなかなか止められませんが、つわりのせいでいっさい受け付けなくなったりします。

 

このように食べれるものが変わるのは、ホルモンバランスの変化が関係していると考えられます。
ホルモンが分泌される部位と自律神経は近くにあるため、ホルモンの分泌量が変化すると自律神経が影響を受けます。
この影響によって自律神経が変調をきたし、体調や血圧、そして食の好みまで変性してしまうことがあるのです。

 

また、好物の変化は体の自然な反応という説もあります。


つわりによって気持ち悪い状態が続くと、体はそれをどうにかしようとして、好みに関係なく気持ち悪くならないものやつわりを楽にしてくれる物を求めるようになるそうです。

いずれにしても、つわりで食べれるものが変わったり、好物が変わるというのはよくあることです。
一般的にこの状態は出産後に治まると言われていますから、妊娠中は口にしたくなかった嗜好品であっても、再度口にするようになります。

 


ただピールやタバコなど体に良くない好物の場合は、つわりで止められたらその状態を持続できるようにするのが理想ですね。