つわりの吐き気や頭痛を楽にするための方法~妊娠初期の過ごし方~

妊娠初期の過ごし方とつわりの吐き気や頭痛を少しでも楽にするための様々な方法を紹介。これで妊娠初期を上手に乗り切りましょう!

つわりの吐く量によって危険性を判断する方法について

ある研究では、つわりが発症した妊婦さんは流産する確率が低いということが分かっています。
つわりがあることで流産のリスクが低下する原因ははっきりわかっていませんが、いずれにしてもつわりがあるからといってすぐには胎児の栄養不足などを心配しなくても大丈夫。

 

しかしつわりの吐く量によっては赤ちゃんや母体に危険が及ぶことがあるのです。

 

つわりの症状は、人によってまったく違います。
食べ物のニオイを嗅いだだけで吐いてしまうという方もいれば、食べないと気持ち悪いのに、いざ食べると吐いてしまうという方もいます。私はこのタイプ(;´Д`)

 

ですが、基本的に食べられないとしても飲み物が飲めれば問題ありません。

水分補給は非常に大事!

つわりで食材を摂取できないと不安になってしまいますが、人間の体にはたくさんの栄養が蓄えられています。
昔と比べると食生活が豊かになった現代では、しばらく食べられない日が続いてもそれだけで栄養失調になることはないのです。
ただし、飲み物まですべて吐いてしまう、何も口にしてないのに吐いてしまうという場合は危険です。

つわりでもっとも注意しなくてはいけないのが脱水症状です。
妊婦さんは赤ちゃんへの栄養補給ばかり気になって、水分が不足していることに悪化するまで気づかない場合もあるんです。

人間の体の約6割を占める水分が不足すると、栄養失調と同じぐらい体の機能が低下します。
機能が低下するということは、妊娠を維持するのが難しくなったり、当然栄養を送る機能も正常に働かず胎児の成長を滞らせてしまいます。

 

危険性の判断方法は?


こういった危険性を判断するには、いくつかの目安があります。
まず何も口にしないのに嘔吐が慢性化している場合は、吐く量に限らず危険と判断しましょう。さらに酸っぱい胃液が混じっていたり、血が混ざった水分を吐いてしまったら迷わず医療機関を受診してください。

 

 

つわりは病気ではありませんし、ほとんどの妊婦さんに起こるものですが、水分ばかり吐いてしまう状態はとても危険です。
放っておくと悪化する可能性もありますから、点滴などの治療を受けて母子ともに健康な体で出産の日を迎えられるようにしたいですね。