妊娠中は夏を乗り切るのも一苦労です。夏特有のトラブルも多々あります。その中でも特に注意して欲しいのが熱中症。
ただでさえつわりで水分をとるのがつらい時期。
熱中症とつわりの症状にも共通するものがあり、気づかないうちに熱中症になっているなんてことがあったら大変!
そこで今回は妊娠中の熱中症について紹介しますね。真夏に限らず夏の始めも要注意です!
要注意!妊娠中やつわりで普段よりも熱中症になりやすい
妊娠中は通常よりも熱中症になりやすくなっているため、注意が必要です。
妊娠して基礎体温があがっているので疲れやすくなっていたり、汗をかきやすくなっているんです。妊娠前に比べて疲れやすいと感じている方も多いのではないでしょうか。異常に汗をかきやすくなってしまったという声もあります。
更につわりで水分を摂っても吐いてしまう方はより注意が必要となってきます。つわりがひどいと食べても吐いてしまったり、水分が十分に取れないことが多いんですよね。私もつわりのせいで飲んだそばから吐いていました。
つわりと熱中症の違いは?これはどちらの吐き気?
久しぶりの投稿。
— ゆりごん®︎16w (@yupipi09) 2018年8月24日
最近体調悪くてこの前なんか吐いてばっかでご飯食べれなくて産婦人科行ったら悪阻は12週頃には落ち着くはずだから今回のは多分熱中症か胃腸炎ですって言われたけど、悪阻って個人差あるから必ずしも12週すぎたから悪阻じゃないって言えないと思う。
なんか妊娠のことよくわかんない。
この気持ち悪さがつわりなのか胃もたれなのか熱中症なのか、、、
— たか®16w (@hkr_mtnty) 2018年8月22日
数年前まではそれほど熱中症が身近ではなかったのですが、ここ最近は熱中症がすごく身近となってきました。つわりとはいえ、上の子がいるとずっと家にいるわけにもいきませんし、外に出なければならないことってありますよね。
何おかしいな?と思っても気持ち悪いけれどつわりのせいなのか、熱中症のせいなのか。判断って難しいですよね。ただ、熱中症とつわりのことをしっかりと知っておくことで病院に行くかどうかの判断もしやすくなるのではないでしょうか。
つわりの症状についてはご存知の通り、
・吐き気、嘔吐
・だるさ
・頭痛
などが一般的であり、その他にも眠さや食事の好みの変化などが挙げられます。
一方で熱中症の症状については
・めまい、顔がほてる
・筋肉がけいれん、こむら返り
・ぐったりする
・吐き気や嘔吐・頭痛
・汗の異常
などがあげられ、酷い時にはふらふらしてまっすぐ歩けなかったり、重症となると呼びかけても応答しない場合もあります。
なんだか吐き気がするけどつわりなのか熱中症なのかわからないという場合、つわりは季節時間問わず常に吐き気があるもの、熱中症はその時だけの症状で判断しやすいのではないかと思います。
暑い日になんとなく疑わしい場合は熱中症の対策をしてみましょう。早め早めの対策が重要です。とはいえ水分がとれなかったり症状がひどい場合はすぐに医療機関を受診しましょうね!
妊娠中に熱中症になってしまった場合の対処方法とは
妊娠中に熱中症になり脱水症状がひどいとおなかの赤ちゃんにも影響が出る場合もあるので要注意です!!
脱水になってしまうと血液循環が悪くなるため、栄養や酸素が十分に送れなくなる恐れがあるからです。
対処法としては涼しい場所に移ること、身体を冷やすこと、塩分入りの水を摂取することが大事。軽い場合はいいのですが症状が改善しなかったり水分がうまく取れない時には早く受診しましょうね。
かかりつけの産婦人科が遠い場合は近くの医療機関で妊娠中ということもしっかりと伝えましょう。母子手帳も必ず持参しましょうね。
つわりの時に熱中症にならないための大事な予防策
水分補給は喉が渇いてからするのではなく、常にこまめにしておくことが大事です。
つわりの症状で水が飲めないという人もいると思います。(実際私も水と麦茶は飲めませんでした)
少量ずつでも飲めるものを常に持ち歩き、こまめに補給しましょう。
私は緑茶はゴクゴク飲めたのですが、カフェインの摂りすぎを防ぐためにノンカフェインの爽健美茶や十六茶を併用していました。
とにかく飲めるものを持参することです。
熱中症予防のために温度に注意して上手にエアコンを使用し、涼しい服装で過ごしましょうね。
私は夜間目が覚めた時にすぐに飲めるよう枕元に水筒を置いていました。
そして起床時にはコップ1杯の水が理想。
水が飲める方へのおすすめは白湯です。
白湯を飲むことで脱水だけでなくつわりや便秘などの対策にもなりますよ!
そして出来れば日中の外出を避ける。
仕事をしていたり、子供の送り迎えなどでが外出をする場合は帽子や日傘など万全の対策をしておきましょう。飲み物は必ず持ち歩いてください。
いつ何があるかわからないので母子手帳や健康保険証は常にカバンに忍ばせておきましょう!熱中症にならないために気温が上がり始めたら常に対策をしておきましょうね。